交流会2023年度


★3月交流会

 3月24日(日曜日)13:30~15:30

 参加者:本人2名・ご家族3名・ライゼの会4名

昨年はお花見ができたのですが、今年の開花はもう少し先のようです。

初参加の本人さんとご家族においでいただきました。すぐに皆さんと打ち解けて自己紹介から始まりました。Jさんは物忘れが多くなり、心配で受信したら

MCIと診断され、医師に今がとても大事なので、いろんな活動を進められたそうですが、なかなかできそうなものはなかったようです。でも今は、週2回

ボーリングを始めて、ボーリング仲間と楽しく過ごされてるとのことです。仲間も同年代でJさんが気になることは、お互いにあるあるで笑って話されているので、少し安心したとご家族の方がおっしゃっていました。どんなお仕事をされてたんですかと聞くと、誰でも知っている大手の会社です。大型コンピューターのプログラム状況など、最後に検査したり点検するお仕事と言い、私たちに英単語で話されるのですが、チンプンカンプンで大笑いです。でも、凄いお仕事にちがいなく、現代のIT社会を構築され、その一環を担っていたお仕事にほかなりません。ライゼの会をどこで知りましたかと聞いたら、診断された病院の医師から、地域包括支援センターから、母の認知症のことで参加していたオレンジカフェなどで紹介されたようです。地域に根差して続けてきてよかったと思う瞬間でもありました。また、Hさんとは、昨年の介護家族の会でお知り合いになったのですが、お話好きな方です。鳥の写真のアマチュアカメラマンという域に達してる方で、先月、ご自宅にもお邪魔して、見たことも聞いたこともないような鳥の写真を見せていただきました。その写真をご持参していただき、皆さんに見ていただきました。鳥の説明をするときのHさんはとても輝いていて、話が止まらないのでご家族も笑っていました。お仕事のことも聞きましたが、やはりすごいお仕事で、大手ゼネコンの一次下請けの会社の社長を務めた方です。当時、ゼネコンの一次下請けという会社は、高度な技術と信頼がなければなることはできません。お二人のお話を聞いて日本の成長に大きく貢献してきた方達と思います。当時の様子をいきいきと話される姿に自信と目の輝きを見て取れます。これからもライゼの会で一緒に活動してくださいと約束もしました。そして皆さんには来年度の活動予定の報告です。4月から定期的に始める地域の認知症カフェ「デメカフェ」(毎月第3木曜日)のご案内。6月に行う「オレンジランプ」上映会と「若年性認知症講演会」。9月の世界アルツハイマー月間に行う「認知症本人作品展」。この3つを行政の担当課のご理解と協力をいただきながら進行中です。そして定期的に行うスターバックスコーヒー朝霞駅前店での「Demecafe」と大忙しの2024年度になりそうです。来月も皆さんと一緒に、笑いがいっぱい溢れる交流会を楽しみたいと思っています。


★2月交流会

 2月25日(日曜日)13:30~15:30

 参加者:ご家族・ライゼの会4名

これまで参加してきた本人の方は2名とも欠席です。

Sさんは5類になった感染症に感染後、誤嚥性肺炎で急遽入院となり、現在も入院中です。また、Hさんは1月より体調不良になり、ご家族ともどもお休みです。本日、初めての方2名が参加予定でしたが、本人、ご家族の事情により

参加していただけませんでした。来月は必ず参加というお約束もいただいています。でも、これまでずーっと参加してきたSさんとHさんは体力がおちないだろうかととても心配です。担当のケアマネさんとも連絡を取り、いろいろお話ししました。ケアマネさんも全力で支えていただいているので心強いです。久しぶりにご家族さんとライゼの会メンバーだけでの交流会でした。11月12月で皆さんと取り組んだ認知症マフを能登地震で被災された皆さんにの安らぎになるようにと送らせていただいたことを報告しました。公開された写真も皆さんにお見せしました。こんな形で役立てたことにメンバーの皆さんもうれしそうです。編み物得意のメンバーはまだまだ編み続けています。メンバーの皆さんからは、日本デイサービス協会のデイサービス5選に応募して、2次審査まで選ばれ、近々最終発表があるので、ドキドキしているとのこと。仲間のデイサービスなので是非、選ばれてほしいと思います。そこの利用者さん、働く職員さんも待ち望んでいるのではないでしょうか。また、4月から介護報酬が変わること、介護職員の不足なども話してくれました。ほかには、家族を介護して初めて介護の大変さ、介護されてる多くの方の気持ちがわかるようになった。歳を重ねて身体のあちこちが痛み出したので、母があちこち痛いと言ってたのが良くわかるようになった。検査したけど特にどこか悪いわけではないけど。特養に入所しているIさんの面会に行ってきた。体調も食欲も変わらず安心しています。認知症薬が出来たけど、初期のごく一部の方しか受けられない現実。そして治る薬ではなく、進行を遅らせるだけで、どこまで効果があるのかは疑問。むしろ、初期の方は薬に頼らず、地域でいろんな方と出会い、お話ししたり活動するのが進行を遅らせる手段として一番良いと思う。先日、千葉のいしいさん家に行ってきた。行きたい方がいればまた一緒に訪問したい。少人数でしたが、いろんなお話が出来た交流会でした。次回は3月24日です。


★2024年1月交流会

 1月28日開催予定の交流会は、本人ご家族の方の参加ができないことに加え、スタッフの感染症のため中止となりました。2月は予定通り開催します。


★12月交流会

 12月24日(日曜日)13:30~15:30

 参加者:本人2名・ご家族3名・ライゼの会4名

寒い朝が続いていますが、お昼前後にはポカポカと暖かい日差しになりました。今年も交流会を毎月開催できたことを参加者の皆様に感謝します。

12月は先月に続きケアマフ(認知症マフ)の制作に続き、ささやかなクリスマス会を行いました。制作中のマフも含めて16点ほど出来ました。皆さんそれぞれの思いでカラフルな飾りをつけて1か月かけて編み上げました。そして

出来上がったものはご本人さんにプレゼントです。寒い冬にマフの中に手を入れるとやさしいあったかさを感じます。認知症であってもなくても心地よい瞬間です。ライゼの会以外の方にもマフを編むことをお勧めしているので、ある程度まとまったら、マフを必要としてくれる施設や事業所の利用者さんにお届けします。本人さん二人と男性陣は付近にお散歩に出かけたのですが、Nさんの歩行がかなり弱くなってるのを感じました。数センチの段差も立ち止まり、

足を運ぶのが難しいようです。ご家族に聞くとデイサービスも週一で、他の日は家に閉じこもり、歩くことはないと言っていました。一緒に散歩してくれるサービスとか使えばいいのですが、Nさんが嫌がったりするので難しいと言っていました。このままでは車いす生活になるのではと心配です。そんなNさんを見てKさんはかなり心配そうな顔で気にかけてくれました。そして最後の時間はささやかなクリスマス会と皆さんで雑談タイムです。小さなケーキをそれぞれにデコレーションして楽しみました。今年の振り返りや、近況などお話ししました。小学校のボランティア活動がコロナ前のように復活したこと。だけど小学校の先生が忙しすぎてコミュニケーションが取れないこと。先日のTV

で介護保険のことを熱く語ったこと。事業所が優秀介護事業所にエントリーして最終審査に残ったこと。形あるものが壊れて自分の体も含め、出費が多かったこと。お正月に飲むお酒を並べて楽しんでいること。今年後半に体調を崩したこと。介護は大変だけど、多くの方と出会い自分の考え方にも変化があること。保育園児を引率し小学校を訪問したこと。だけど小学校の先生が多忙すぎてその後に続かないことなど。最後に施設に入所している仲間のYさんの写真と施設のお便りも見せていただきました。食欲もあり元気そうなお顔でした。

12月は面会に行けなかったけど1月にご家族と面会に行き予定です。

2023年も暗い世相ですが、交流会を続けることができてよかったです。

2024年1月は28日(日曜日)に気持ち新たに行います。


★11月交流会

 11月24日(日曜日)13:30~15:30

 参加者:本人2名・ご家族3名・ライゼの会3名

小雨もちらほらの日で、雪にでもなりそうな寒そうな空の日曜日でした。

今日は2か月ぶりにお会いしたNさん。以前より落ち着きを感じ、私たちの冗談にも軽く乗ってくれました。Kさんは相変わらずひょうきんな表情を見せてくれます。そんなご本人二人とご家族、メンバーたちで認知症マフに挑戦です。カラフルな毛糸をたくさん購入して、11月、12月に認知症マフを編む計画です。編み物は初めてのひと、しばらく編んだことのないひとなどですが、私たちライゼの会には、Mさんという強力かつ優秀なお師匠さんがいるので、レクチャーを受けた皆さんはすぐに編むことができるようになりました。

皆さん、編み始めると無言になり黙々と編んでましたが、完成までは程遠いようです。でも、楽しみながら編むことは息抜きのようでもあり、いつかこのマフを使ってくれる方に思いを寄せていました。そして、ご姉妹が若年性認知症と診断されて、この先どうすればよいかとご心配な方も来られました。ホームページで若年性認知症と検索したら、私たちのライゼの会がトップにあり、ご連絡の上参加です。いろいろとお話を伺ったのですが、50歳前半のご本人はまだまだ外でつながる状況ではなく、今現在も就業されていますが、会社からは来年3月で退職するようにと促されているようです。本人はまだできることがたくさんあるといい、お仕事をしたいと望んでいます。ご家族もどうすればよいか悩みに悩んでいるとのことです。また、市役所に相談されたそうですが、安心できるような支援策もなく途方に暮れているとおっしゃっていました。そこで、私たちのアドバイスは県に「若年性認知症支援コーディネーター」という方たちがいるので、本人の了解のもとでご相談するのがいいとお伝えし、「そこから新たな道が開けるかもしれません。是非、ご本人と一緒にお会いになってください」と。私たちからも連絡しておきますからとお伝えしました。帰りは少し安堵され笑みを浮かべながら帰られました。うまくつながって安心できる生活が遅れればよいなと思います。寒い日でしたが、編み物する皆さんの横で、ご家族さんのご相談を一緒に考えた日でした。12月は認知症マフの制作とクリスマス会を行う予定です。12月24日イブの日です。

 


★10月交流会

 10月22日(日曜日)13:30~15:30

 参加者:本人1名・ご家族2名・ライゼの会4名

秋晴れのすがすがしいお天気です。

いつものように皆さんの近況から始まりました。ご主人がデイサービスを体験したのですが、あまり乗り気でないのでやめたこと。今は要支援2なので、今以上に身体が衰えないようにお散歩などをしている。入所中のご主人が高熱を出して心配したが今は平常に戻って食欲もあるが、少しやせたように思います。近々面会に行く予定です。孫の運動会がとても楽しかった。電動自転車デビューしました。走るのがとても楽で楽しいです。デイの利用者さん達と野菜つくりに励んでいます。失敗しても挑戦しなんとか秋大根が収穫できるようになりました。勤務先でコロナ感染があり、ピリピリしながらお仕事していました。訪問していただく専門職の方たちと仲良くなり、楽しく過ごしています。

先日の認知症本人発・希望のリレーフォーラムと渋谷の認知症なっても展の報告もしました。渋谷でいただいた認知症マフを皆さんにお見せしたところ、11月と12月の交流会はみんなで認知症マフの制作をすることになりました。

手芸とか編み物の得意なMさんが、渋谷でいただいたマフを手本に試作します。毛糸の準備とか中に入れるものとか、外の飾りとか、鍵編針もMさんと一緒に準備します。マフを本人のHさんに使ってくださいと渡したら、大層なお気に入りで、うれしそうでした。次回交流会がとても楽しみです。Mさんつながりで民生委員の皆さんのボランティア団体でも編むことになり、地域の皆さんに浸透していくといいなと思います。今月は参加者も少なかったのですが、

皆さんと秋を楽しみました。クロガネモチ、モッコク、ハナミズキの赤い実がなる中央公園を散策です。ひょうきんなHさんは様々なポーズで笑いを誘います。グーグルレンズで木の実を調べて反応の良さにビックリ。上を見上げると様々な広葉樹も紅葉の季節に変身です。やっぱり秋はいいなと感じたにい曜日でした。次回は11月26日です。マフは渋谷で見たものです。


★9月交流会

 9月24日(日曜日)13:30~15:30

 参加者:本人1名・ご家族2名・ライゼの会

ひと雨ごとに涼しくなると申しますが、先日の雨の後から徐々に気温が下がり、秋めいてきました。今日は会場近くのシンボルロードで「775MARKET」が開催されてたので、樹々の下散策しながらハンドメイドのお店などを見て歩きました。広場のステージは音楽がいっぱいです。本人のHさんはバイオリンの演奏「情熱大陸」にノリノリで、体を動かしながら楽しんでいました。こういう瞬間は認知症の人もそうじゃない人も、老若男女すべての方が共有できます。今日のバイオリンの奏者の方は全盲の若い方です。力強く美しい調べに会場全体が包まれていました。秋の涼しさと森の中の音楽はとても素敵です。

そして、おやつとお茶で世間話や9月のアルツハイマー月間の行事などを報告しました。また、いつも参加してくれる本人のSさんのお嬢さんが結婚することもお知らせしました。ライゼの会にお兄ちゃんと交代で参加してくれます。

Sさんも結婚式には出席するようです。お会いできなかったので、メールで祝福を送っています。Hさんのご家族はいろいろ悩んだこともありましたが、多くの方の関わりがあり相談できてうれしいと。この先まだまだ大変なことがあるかもしれませんが、乗り切る自信がついたと言ってます。笑顔で話せるご家族、ご本人を見ているとこちらもうれしくなります。施設に入っているIさんの様子もご家族が話してくれました。来月の面会にまたご一緒します。

来月は10月22日の開催です。


★8月交流会

 8月20日(日曜日)13:30~15:30

 参加者:本人2名・ご家族3名・ライゼの会3名

残暑がまだまだ続きます。本日の交流会は、先月に続きデコパージュです。その前に皆さんの近況と、ライゼの会が関わっている世界アルツハイマー月間行事の報告です。近況は、4年ぶりにマンション自治会の夏祭り開催で楽しかった。朝霞市の花火大会が中止になり残念だった。娘さんの彼氏と思いもかけない出会いだったが、いい奴だったと父親コメント。菜園のトマトが水不足や高温で不作だった。学校菜園のトマトも良い出来ではなかったが収穫を楽しんだ。長野に帰省して数年ぶりにお墓参りができた。佐藤雅彦さんと一緒に臨床美術を体験してきた。特養に面会に行きたかったけど体調不良で見合わせた。施設から本人の写真を送っていただいて、元気な姿を確認できた。先月は睡眠がうまく取れなかった本人さんがこの頃はしっかり眠れるようになった。今朝までショートステイだった本人さんは、昨夜なかなか眠れなくて眠そうでしたが、皆さんのお話をしっかり聞います。本人さんたちはとても元気でニコニコです。そして先月の続きのデコパージュに夢中になるご家族さんは無言で制作中。ほぼ完成のころにおやつを食べながら皆さんとひと時の語り合いです。8月のおやつはフルーツたっぷりのゼリーとしろエビせんべいと、久しぶりの午後の紅茶でした。来月は9月24日です。涼しくなっていたら朝霞の森の散策など考えています。


★7月交流会

 7月23日(日曜日)13:30~15:30

 参加者:本人2名・ご家族3名・ライゼの会4名

危険な暑さが続く毎日。ひと月ぶりに会う本人さん二人。とても元気で安心しました。ご家族でお揃いの帽子をかぶって登場です。アメリカ在住の娘さんたちからのプレゼントで気分はニューヨークメッツ。若いご家族さんはニューヨークヤンキースの帽子で、気分はMLBです。皆さん特に変わったこともなくお過ごしという事です。そして今日の交流会は室内でできる「デコパージュ」をライゼの会メンバーが考えてくれました。皆さん初めてなので教えていただき、そのあとは思い思いの作品を仕上げました。本人さんたちも糊を塗ったりハサミで切ったりと楽しみました。この暑い中、エアコンの良く効いた部屋で皆さん夢中でした。今月は会話も少ないので写真で雰囲気を味わってください。皆さん顔出しNOなので手だけですみません。8月は都合により第3日曜日の開催です。8月20日(日)13:30~。


★6月交流会

 6月25日(日曜日)13:00~15:30

 参加者:本人2名・ご家族3名・ライゼの会3名

気温も上がり暑い日という事で、中央公民館に併設されているプラネタリウムで夏の夜空を見ることになりました。ここのプラネタリウムは開設以来40年という古い施設ですが、まだ現役で多くの人達を楽しませてくれます。会場には小さなお子さん連れのご家族と私達だけという観客でしたが、久しぶりに見た人、初めて見た人が投影されるドーム天井や倒れる椅子にワクワクです。投影が始まり、少し時間がたったころ、本人さんのひとりが落ち着かなくなり、独語が始まりました。館内の暗さが不安を引き出してしまったようです。ライゼの会のメンバーと一緒に外に出たら落ち着いたようですが、星空を見ていただけなかったことは残念です。こんな時はすぐに気持ちを切り替えることも大切と思いました。もうひとりの本人さんも30分ぐらい見た後に、トイレタイムになり、そのまま退席という事になりました。お部屋に戻ってからどうでしたと聞いたら、綺麗だったと言ってくれたので、少しは楽しんでいただけたと思います。本人さんはやはり環境の変わることへの不安、長時間座ることの不安などがあるので、次は負担の少ない活動を考えます。皆さんが戻ってからおやつタイムです。友人においしいからと勧められた高級クッキーを買ってきたので、おいしくいただきました。一枚のお値段も相当するので金額を聞いてびっくりです。でもおいしさに比例してるようで喜んでいただけました。そして皆さんの近況もお話ししていただきました。ご主人の介護が始まりこれまで見て聞いてきたことが、自分事となると改めて介護の大変さを知った。ご主人が入居されてる施設の面会がクラスターが出て中断されていたが、再び解除されたので近々面会に行きます。娘さん一家がアメリカから帰国するので会うのが楽しみ。最近仕事で帰宅時間が遅くなりがちなので、娘さんが報道されてるタレントさんと同じ不〇や浮〇を疑い始めてる((笑))。ご家族の負担が多くなりそろそろ施設入居を考えはじめ、施設の見学などに行っている。老々介護中に介護する側が骨折してしまい、今大変な思いをしています。などなど介護のことについてのお話が出ましたが、つらいことだけでなく、気持ちを切り替えて本人、ご家族ともども笑いに変えていくことも大切と思いました。最後にライゼの会が関わっていく活動の報告と、先日成立した「共生社会の実現を推進するための認知症」のことにもふれて、いつか勉強会をしたいと伝えました。

 

そして、ⅮemecafeとⅮemecafeオンラインの開催日が変更になります。

★Ⅾemecafe(スターバックス朝霞駅前店でのリアル開催)は時間制限、人数制

 限も解除されました。毎月第一木曜日午前10時~12時に行います。

 途中参加、途中退席もありです。お気兼ねなくご参加ください。

★Ⅾemecafeオンライン(ZOOM開催)

  毎月第二金曜日10時~11時30分

  こちらも、途中入室途中退室もありで、申し込みも不要です。

どちらも1週間前には告知します。これまでと同様にご参加よろしくお願いいたします。


★5月交流会

 5月28日(日曜日)13:30~15:30

 参加者:本人2名・ご家族3名・ライゼの会6名

今回はかねてから行きたいと思ってた、陸上自衛隊朝霞駐屯地広報センター

「りっくんランド」の見学です。日曜日という事もあり多くの見学者はいましたが、それほど混雑することなくゆっくりと見学出来ました。空挺部隊の装備品の重さを体で感じて、パラシュートを見上げてビックリです。ホールにはアパッチヘリと機動先頭車など。外には戦車や機動戦闘車、ドローン、輸送ヘリの展示など、見るものすべてが鉄の塊のようなので、コンコンしたり触ったりで再びビックリ。こんな大きなものが空を飛んだり、ウクライナの戦場を思い浮かべたりと皆さん悲喜こもごもでした。ヘリの搭乗体験ができるので本人さんはなんとか操縦席に座れたのですが、狭いうえに操縦桿があるので降りるのが一苦労でした。それでも初めての体験で喜んでいました。ご家族も私たちもヒヤヒヤでしたが・・・。自衛隊好きな少年が迷彩服を着て、小銃をもって現れたので、どこの部隊ですかと聞いたところニッコリ❣。迷彩服と銃はどこで調達したのと聞いたら、すかさず「全部Amazonで中国製だよ」と。そのあと彼は機動戦闘車の展示している芝生の上で、銃を構えて孤独な訓練を続けていました。(笑)。見るものすべてが非日常の物ばかりなので、本人さんたちも大きな刺激を受けていたようです。帰りに、防衛省まんじゅうを購入し、みんなで食べて世界平和に貢献しましたとさ。来月も近場で見学の企画を考えようと思います。写真のキャラはりっくんです。


★4月交流会

 4月23日(日曜日)14:00~16:00

 参加者:本人1名・ご家族3名・ライゼの会5名

今年度もライゼの会発足から5年目の総会を滞りなく終えました。ライゼの会では、今年度もⅮemecafeオンライン、Ⅾemecafe、交流会を軸に活動します。

また、例年開催してきた認知症本人作品展も朝霞市役所内で世界アルツハイマー月間に合わせて行います。そして、認知症講演会も担当課の協力しながら進めていく予定です。詳細については決まり次第ご報告したいと思ってます。

4月交流会は総会終了後から。本人のSさんはご家族と一緒に参加です。今日は体調も良さそうで終始ニコニコでした。デイサービスも嫌がることなく通っているという事です。ご家族のお話では先日、急に痙攣状態になり、救急搬送されたそうですが、特にこれといった異常はなく収まったそうです。以前も同じことがありやはり心配そうでした。認知症の症状としてあるかもしれないと、主治医の方は言われたそうですが、定かではありません。また、参加予定だった本人のHさんは、バスに乗ってしばらくしたら少しパニック状態になって帰宅され、ご家族だけの参加になりました。乗り物の閉鎖された空間と、多くの人々に出会ったことで不安になったのではないかと思います。ご自宅に帰られて落ち着いたようです。先日も病院に行かれ簡単な手術を受けられたばかりと聞いています。また、介護サービスを使いたいという事なので、ケアマネさんもほぼ決まりご相談されているようです。皆さんの近況をお話しいただいた後は、会場の外の朝霞シンボルロードで地元FM局主催のイベントがあり、それぞれ分かれてお散歩がてら見学をしました。森の中のテントのお店をのぞいたり、知己のウクレレバンドの演奏を聴いたり、新緑の初夏のようなさわやかな空の下でした。歩きながらご家族さんは本人さんの最近の様子やご自身の悩みなども話してくれました。ライゼの会も5年目を迎えました。小さな集まりですが、これからも参加される皆さんと、時には友のように、時には家族のように信頼を深めていきたいと思います。