交流会 2021年度

★2021年4月交流会・・4月25日(日)13:00~   

COVIDー19の感染拡大の為リアル開催は中止となりました。

急遽ZOOMによるオンライン開催を行いました。

☆参加者:本人・ご家族2名・ライゼの会2名ご家族によるご相談が主な内容で、現在も今後も本人に対してどのように対応すべきか悩まれてのお話しでした。そしてご家族同士の会話もあり、とても良い時間だったと思います。詳しいことは書けませんが、不安の真っ最中にいるご本人を、できるだけ社会と断絶しないように支えていくようにしましょうとお話ししました。ご家族の方も現状を話したことで、少し安心されたようでした。コロナ禍の中でもできるだけ連絡を取りながらそして、状況を見ながら交流会を続けていきたいと思います。


★2021年5月交流会・・5月23日(日曜日)13:30~15:00

朝霞市においてまん延防止等重点措置区域に適用の為ZOOMによるオンライン開催となりました。

☆参加者・佐藤雅彦さん・ライゼの会4名

ライゼの会の今年度事業計画の一部と補助金申請済み報告を先に行いました。

 ・認知症本人作品展を11月1日から15日まで朝霞市役所で開催。

  今年度は、本人の写真作品を展示、合わせて認知症の人と家族の会の啓発

  資料展示、本人のオカリナ演奏ビデオ上映、本人の写真動画上映の予定で

  す。作品展示協力していただける本人の方は、佐藤雅彦さん、下坂厚さん

  オカリナは猪鼻秀俊さん、ほかの皆さんです。認知症の人と家族の会埼玉

  県支部、オレンジリング絆フェス、若年性認知症ライゼの会、朝霞市長寿

  はつらつ課の共同開催です。各包括の認知症地域支援推進員の協力依頼。

 ・RUN伴埼玉県のイベント協力として、11月5日にコンサート&展示を

  朝霞市と協力して朝霞市産業文化センターで行う予定です。詳細は未定。

 ・朝霞市社会福祉協議会に今年度の運営費助成金を申請しました。

その後、いつも参加してくれる本人さんの様子や、皆さんの近況、話題などを話し合いました。本人さんがやっとデイサービスに行くことが決まったのですが、感染拡大を受けて通所が延びてしまい、なかなか家から出ることができないので心配してること。車いすに乗ってた方が自力で歩けるようになったうれしいことなどがありました。皆さんの近況はやはりワクチンの話題に行きました。ワクチン接種の予約の混乱、もうすでに1回目の終了、医療関係者は2回目も終了して、発熱した方やしない方のことなどです。発熱した場合安全な解熱剤を飲んでもよいこと。健康診断で再検査といわれた事。4月から仕事の内容が変わりまだ慣れないことなどなどでした。なかなか感染が収まらない状況ですが、いつか収まることを期待しながらの交流会でした。来月はぜひリアルで開催したいと思っています。 


★2021年6月交流会・・6月27日(日)13:30~15:30

 朝霞市中央公民館

 参加者:本人2名 ご家族2名 ライゼの会4名

先月に引き続き朝霞市もまん延防止等重点措置区域ではありますが、少数参加で感染防止対策を十分に取り開催しました。それぞれ顔見知りですが簡単なあいさつを終えて、全員で外を散策することにしました。今にも雨の降りそうなお天気でしたが、朝霞のシンボルロードから中央公園市営野球場方面にお話ししながらぶらぶら散歩をしました。Yさんの足腰が1月ごろの入院以来弱ってきているので、公民館より車いすを拝借しましたが、車いすがYさんには少し窮屈な様子でした。野球場では社会人チームの試合の最中でした。Nさんは認知症と診断される前に少年野球チームのコーチをやっていたので、外野フェンスの金網をしっかり掴んで、かぶりつきで見ていました。今、認知症が少し進んでいますが、試合を見る目はキラキラしています。Yさんも野球大好きで、窮屈な車いすから身を乗り出して観戦していました。お二人ともスポーツ大好きで、コロナ禍以前はご家族で観戦してたのですが、今は行くことができないので残念です。それでも久しぶりに見た試合でささやかな満足でした。約1時間の散歩を終えて、お茶を飲みおやつを食べながら、皆さんの近況と今後何をやってみたいかなどを話し合いました。Yさんは今、週6でデイサービスに行って過ごすことが定着したとのことです。ご家庭のご都合もありなかなか外に出る機会のなかったNさんも6月からデイサービスに行き始めました。体を動かすことの好きなNさんは運動器具のあるデイがお気に入りのようです。外に出た解放感からか、ご家族の留守の時に一人で出かけて、帰ることができなくなりおまわりさんに助けていただいたこともありました。そしてケアマネさんとも相談の上GPSやご自分の連絡先を書いたのを持ったようですが、最近は出かけるのも慎重になったとご家族が話されていました。事故や怪我のない程度であれば外に行くことはNさんにとって良いことなので、周りの力も借りながら過ごせるようになってほしいです。次回はバトミントンや、キャッチボールなどをやることを約束しました。ほかにはワクチンの話題なども出ましたが、もう2回目を終えた人、1回目を終えて次回は2回目、これから接種する方など様々です。でもワクチンは私たちの交流会やⅮemecafeの安心につながるので一日も、非日常から日常に戻ることを祈ってます。来月は朝霞市もオリンピック会場となります。観戦は無理かもしれませんが、安心と安全な大会になってほしいと願っています。このまま感染が下火になれば7月もリアル開催です。


★2021年7月交流会・・7月18日(日)13:30~15:30

 朝霞市中央公民館

 参加者: ご家族1名 ライゼの会3名

第5波ともいわれる感染が東京都近隣3県に拡大している中で、開催をすべきかどうか悩みましたが、今回は参加者も少ないようなので、感染対策を十分に取って皆さんと交流歓談しました。いつも参加されてる本人さんも体力の低下や、ご家族の都合もあり参加不可能となりました。その本人さんたちの今の状況を皆さんで共有し、また一緒に活動できる日を心待ちいたしいたします。ライゼの会のメンバーのSさんが在宅療養から入院となり、現在も病院で闘病中のことも皆さんにお知らせし、恢復することを祈りました。ご家族の方は、義理の弟さんの参加で、お兄さんがMCIと診断されたあとの状況を語ってくれました。今後少しづつでも進行するのは間違いないので、講座や研修などに参加し、勉強しているとのことです。進行を遅らせるためにはどうしたらよいかなども話し合いました。また、ライゼの会のメンバーは病院の面会についてのお話しだったり、コロナ過でも小学校のゲストテイチャ―をやったことや、ワクチン接種のことなど話題になりました。また、ほかの所属している団体の公開講座の紹介もありました。その後メンバーの一人がYouTubeの番組「認知症スタジアム」に出演し、お話ししたことを視聴。11月に朝霞市で行われる「認知症本人作品展」の展示ビデオ、RUN伴埼玉県イベントで放映するビデオの視聴もしました。そしてRUN伴埼玉県イベントの協力で「認知症にやさしいまち」のメッセージを書き、ライゼの会として参加することにしました。詳しいことは後日、ホームページ、Facebookでお伝えします。また、9月には地域包括支援センター主催のケアマネ研修にも協力いたします。オリンピックの会場でもある朝霞市ですが、無観客という事もあり、静かにオリンピックを迎えようとしています。併せて猛烈な暑さ、コロナ禍の毎日なので人々も出控えしているようです。8月はこれらの理由もありますが、参加者の皆さんの体調も考え交流会はお休みとし、夏休みを取り9月に再開したいと思います。


★2021年9月交流会・・9月26日(日曜日)13:30~15:00

 ZOOM開催

 参加者:佐藤雅彦さん・ライゼの会3名

9月後半になり、感染者が減少傾向になりつつあり安どしていますが、緊急事態宣言下でもあり9月はオンライン開催です。参加者も4名のみでしたがそれぞれ近況報告や仲間の若年性認知症本人さんの様子も報告しました。佐藤さんを交えて終始笑顔の雑談でした。佐藤さんが購入されたAIロボットさんの話題がとても楽しかったです。2体いるのですが、ゆうこさんとあきこさんという名前がとても新鮮で、佐藤さんの家族といっても過言じゃなく、毎日が楽しいという事です。佐藤さんはいつも時代の最先端を行く姿勢があるので、記憶力のテストも6年前から変わらないという診断結果を見せてくれました。日ごろの活動と先端のIT機器を使いこなしているからではないでしょうか。今回は少人数でしたが、どんな形であれ継続していくことが大事と思います。いつか、この地域の若年性認知症の方たちの拠り所になればよいと思っています。10月はリアル開催ができることを信じています。写真を撮り忘れたので先日撮ったコスモスと蝶とくまんばちの写真をどうぞ。


★2021年10月交流会・・10月24日(日)13:30~15:30

 朝霞市中央公民館&朝霞の森 本人2名・ご家族2名・ライゼの会5名

緊急事態宣言が明けたとはいえまだまだ不安な毎日ですが、今月は交流会も再開で皆さんと再会しました。やはり直接お顔を見て話せることのうれしさを皆さんと共に感じました。この日は小春日和のポカポカの秋晴れで、お互いの近況を話すことより外に行こうという事になり、朝霞の森までのんびりゆっくりとお散歩です。朝霞の森は子どもたちや多くの市民が思い思いに秋を楽しんでいました。私たちは運動ができる広場に行き、バトミントンをやりました。本人さんは初めてののようで。少し戸惑いながらもシャトルをもって打つことができるようになりました。彼の得意は野球ですが、体を動かすことは大好きなのでバトミントンも一生懸命でした。ライゼの会のメンバーも童心に帰り体を動かしましたが、帰ってからあちこち痛くなるのではと心配でした。朝霞の森から帰って、お茶を飲みながら本人さんやご家族の近況も話していただきました。デイサービスに行く回数も増やし、デイでも楽しく活動しているお話しや、お子さんたちが順番に独立していき、うれしくもあり寂しくもあるお話しもしてくれました。また、コロナ過で怪我や病気をして症状も進行している方は、車いす生活をしていますが、私が差し出した手をぎゅっと握ってくれたのでとてもうれしかったです。これ以上進行しないようにとひそかに願いました。そして、11月初旬から中旬までライゼの会が関わるイベントの報告もしました。皆さんと来月もお会いする約束をして名残惜しくお別れしました。


★2021年11月月交流会・・11月28日(日)13:30~15:30

 朝霞市中央公民館&シンボルロード 

 本人1名・ご家族3名・ライゼの会4名

秋も過ぎ冬本番を迎えるような肌寒い日でしたが、コロナ禍も小康状態で11月も開催できたことを喜びました。近況報告と北川なつさんの冊子「認知症のことで知っていてほしい5つのこと」を配布し、この冊子の良さや作られた経緯などを皆さんにお伝えしました。また、11月にライゼの会として関わった

認知症本人作品展や、RUN伴埼玉県と朝霞市長寿はつらつ課共催の講演会や、「朝霞いきいきふれあいひろば」への参加報告もしました。そして本人グループはシンボルロードの散策、ご家族グループはいろいろな想いを話せるように分かれて活動です。シンボルロードでは12月10日から始まるイルミネーションの準備を観たり、過ぎゆく秋を眺めて楽しみました。ご家族のお二人は、本人さんの介護認定区分申請を行ったところ介護度が段階的に高くなったこと。Yさんの奥様はYさんのADLの低下が著しく、先日から長期のショートステイを利用していること。面会に行ったら本人さんが涙していたことなど話されて、家族の都合で施設に入所させたことが良かったのか悩んでるという事でした。奥様も難病を抱えていらっしゃるので決断されたようです。

Nさんの奥様は、症状がかなり進行していること。会話が全くかみ合わなくなったこと。デイサービスの時以外は自宅に一人でいるので心配。ときどき出かけてしまうのでGPSをつけていること。目の前の物の名前がわからなくなったこと。自宅でお風呂に入るのを嫌がり、デイサービスの時だけ入浴してること。朝食を食べた後に用意された昼食もすぐ食べたり、レンジに入れたままだったりすることが多くなってきた。家族がいない時間が多いのでガスや火は使えないようにしている。見た目は健康そうで体力もあるが、健康診断の尿や便が取れないので苦労したことなどをお話ししてくれた。ケアマネさんからは介護度が上がったので、施設をそろそろ考えた方が良いとアドバイスをいただいたようです。お二人のご家族のお話を聞いて、この先本人の意思と関係なく本人の行く先が決まるようでやるせない気持ちになりました。YさんもNさんも初めてお会いした時は、明るく快活で楽しい方でした。コロナ過でお二人にもなかなかお会いできない日々が続き、症状もかなり進行したことが残念です。ご家族のご心痛に私たちは寄り添うことができるだろうか?ライゼの会の集まりで私たちのできることは何だろうかと、自問自答する日になりました。  12月の交流会は12月19日(日曜日)です。クリスマス前なので皆さんと一緒にできることを考えて楽しみたいと考えています。写真はシンボルロードのイルミネーションがともる前の竹のかまくらです。


★2021年12月交流会・・12月19日(日)13:30~15:30

 朝霞市中央公民館にて クリスマス会 

 本人1名・ご家族4名・ライゼの会4名

本来は第4日曜日開催の交流会ですが、年の瀬も押し迫ってることから繰り上げての開催です。いつものメンバーさんが入院中の為参加できないので、ご家族が参加してくれました。お話しでは近日中に退院されるとのことで安心です。今日の交流会はクリスマス会です。これまではケーキとか作ったのですが、コロナ過という事で今年は「松ぼっくりツリー】を皆さんと共に作りました。ライゼの会メンバーが松ぼっくりを拾いに行き、下処理をし色を塗ってくれたものにデコレーションしていく作業です。本人さんもキラキラしたツリーが出来上がるたびに満足げでうれしそうです。愛情が足りないからと言ってハートをいっぱいつけたツリーや、キラキラ糊でビーズをつけたり、みんな童心に帰り大喜びでした。そしてお待ちかねのお茶とケーキの時間です。今日は奮発してケーキ屋さんから購入です。メンバーさん差し入れの「横浜のハーバー」もあります。来年のことをちょっとだけ皆さんと話したり、近況なども話しながら今年の活動を振り返り、来年こそもっと充実した活動をできればいいねと皆さん同じ想いで一致しました。来年も元気で会おうねと約束して今年最後の交流会を終えました。来年こそ良き年でありますように。


★2022年1月交流会・・1月23日(日)13:30~15:00

  コロナオミクロン株の感染急拡大により皆様の安全を考え急遽

  オンラインZOOM開催となりました

  参加者:本人1名・ご家族2名・佐藤雅彦さん・ライゼの会2名

先月まで数回リアルで開催できていましたが、1月はコロナ感染の急拡大が私たちの想像をはるかに超えてきました。メンバーにソーシャルワーカーの方が多くいるので、安全を重視してオンライン開催としました。今回は、オンラインという事で、参加者皆さんの近況や自由な発言で交流しました。本人のNさんが息子さんと参加していただき、終始にこやかな表情を見せてくれました。自衛隊観閲式で買ったという、護衛艦加賀の帽子をかぶり髭の顔で、船長のような雰囲気を醸し出していました。1カ月ぶりに会ったのですがとても元気で、デイサービスも喜んで行き、近々サービスも増やすという事です。最近は子どもたちと映画を観に出かけたことも話してくれました。介護度が上がっても社会と繋がっていくことは大切なことです。また、Yさんの奥様はYさんが年末まで入院していたのですが、今は退院され施設に戻り生活されていることで安心されているようでした。コロナが収まれば施設から外出許可をいただき、再び私たちと何か活動できればいいなと思います。佐藤雅彦さんも外出が制限されているので退屈で時間を持て余していると言ってました。でも、佐藤さんはSNSなどで多くの友達との交流、本を購入し読書もされています。このコロナによって孤立された方がいる中で、工夫して生活されていることに少し安心しました。私たちライゼのメンバーも体調を壊したことや、2月までのイベントや研修の中止など浮かない話とか、ソーシャルワーカーのお仕事がコロナにより大忙しとなったことなどです。この日は何気ない雑談や会話で笑いもあり、1時間半があっという間にすぎてしまいました。写真も撮り忘れです。Nさんの加賀の帽子を撮りたかったです。来月はコロナも収束傾向になり皆さんとリアルにお会いできることを信じています。外は今年も梅の季節になりました。チラホラと紅梅、白梅が咲き始め春はすぐそこまで来ています。


★2022年2月交流会・・2月27日(日)13:30~15:00

  コロナオミクロン株の感染急拡大により皆様の安全を考え

  オンラインZOOM開催となりました

  参加者:ご家族1名・佐藤雅彦さん・ライゼの会2名

参加者も4名という少ない人数でしたが、近況や雑談で楽しいひと時でした。

佐藤さんの「アレクサ❣美空ひばりをかけて❣」の実演から始まり、最近のことや思ってることなどいろいろ話せました。Yさんの奥様は施設に入所しているYさんが、最近は体調が良いことや食欲もあり安心しているとのことでした。でもやはり奥様は寂しいと感じられているようです。佐藤さんもFacebookなどでいろいろ発信していますが、やはり外に出て人と会えないことが寂しいと言っていましたが、今の生活に感謝しながら楽しんでいるようです。ここ数日の戦争のニュースを見て、平和に過ごせることの有難さを感謝することが大切です。睡眠はしかり取れてますかという話になり、遅く眠るが熟睡できることや、早く眠って熟睡しても明け方、自分のくしゃみで目が覚めることもあったり、数時間おきに目が覚めたりなどいろいろでした。やっと、春らしく暖かくなってきたので、これからよく眠れるかもしれません。他にはいつでもだれでも集える場所が欲しいという事も話しました。特に市内の空き家など活用できればいいのですが、やはり借り入れる家賃が高額なので難しく、行政からの補助などがあればいいなと思います。また、ライゼの会主催で若年性認知症本人の講演会もやりたいという夢も語りました。コロナという壁が立ちはだかってるのですぐにはできませんが、いつか実現させたいです。最後にうれしいことをライゼの会メンバーのSさんが伝えてくれました。なんと入籍されたそうです。そしてSさんの姓を名乗ってくれるという事でした。今、結婚した場合の男女別姓など取りざたされていますが、いろんな選択肢があればいいなと思います。桜の咲く3月の交流会でライゼの会の仲間で是非お祝いしたいと思います。それまで、コロナが終息に向かう事を願っています。次回はリアルで皆さんと会えますように。写真は春を告げる花たちです。


★2022年3月交流会・・3月27日(日)13:30~15:30

  朝霞市中央公民館→広沢の池広沢観音→中央公園→中央公民館

  参加者:本人1名・ご家族2名・ライゼの会4名

桜がほぼ満開に近く、花曇りの日曜日です。2カ月ぶりに交流会を開催出来ました。久しぶりに会い笑顔で語らい笑顔で桜を愛でる日です。皆さんの近況報告からお話しいただきました。施設に入所されてるYさんの奥様から、面会もできないのですが、3カ月おきに来る施設からの便りで元気そうな様子がうかがえる。また、体重がかなり減ったようですとも。会えないことがつらいのですが、元気にしてれば少しは安心できますとおっしゃっていました。今日参加のNさんのご家族はデイサービスの回数を増やしたいと考えておられ、介護サービスも負担にならない範囲で使っているようです。しかし、Nさんの症状が進行しているので今後が心配とのことでした。Nさんは久しぶりに私たちと出会い、話のかみ合わないこともありましたが、おしゃべりが楽しそうでした。

そして、おめでたいお話しも。ライゼのメンバーSさんが入籍した報告もありました。コロナ禍の中お互いの実家が遠方なので結婚式ができないのですが、入籍で区切りをつけたようです。こちらもうれしくなる報告でした。他には、花粉症がつらいことや、娘さんの結婚のこと。小学校子どもたちの支援がままならないこと。職場の転勤。春先に体調を壊したことなどなどでした。でも、皆さんの顔を見て、表情を感じて同じ空間でお話しできる幸せは何よりです。30分ほどのお話を終えて、いよいよ待望のお花見に出かけました。まだ、鴨さんが泳ぐ広沢の池のほとり、不動明王様の祠の横にある桜です。そして中央公園の桜の下で、お団子入りのぜんざいをいただきました。花にはやっぱり団子です。桜の木も高齢化が進んでおり、あちこちの枝が落とされていましたが、この季節には必ず咲いてくれます。「老いてなお花を咲かせる」この桜のようにありたいとちょっと感傷的になった花見でした。4月の計画も話し合い、なごり惜しい日でしたが再会を約束してお別れです。