★2025年1月Demecafe スターバックスコーヒー朝霞駅前店
1月9日(木曜日)10:00~12:00
参加者:本人1名・ご家族3名・市職員1名・社協職員1名・
渋谷区から1名・相模原市から1名・ライゼの会3名
2025年最初のDemecafeです。
遠方から来られたライゼの会代表の友人2名も参加です。最初は新年のご挨拶から始まり、皆さんの自己紹介と近況からです。ご家族のYさんは昨年に続きご主人のことについてお話ししてくれました。昨日、電車から一緒に降りて駅前まで来たらいないことに気付き、駅前交番に駆け込み、駅構内を探したら、改札を通って駅の中におられたようです。切符とかカードは持っていないので
誰かの後についてはいったのではないかと。そのまま電車に乗らずに良かったといっていました。認知症と言っても、足腰はしっかりしているので、遠方までいかれたら探すのが大変になるところです。そんなこんなで、ご主人のことをたっぷりとぼやいていました。今はデイサービスにも通っているので、ご主人のことはお任せして、ご自分の時間を作って楽しんでと、皆さんからのアドバイスです。でも、いつもここでぼやいていくとスッキリされてるようです。本人のJさんからも年末年始のことを聞きました。Jさんは今回も忘れないようにメモ持参で、函館旅行のことを話してくれました。海鮮は好きじゃないといってたJさんは、おいしいマグロ丼が食べられたと言って嬉しそうに話します。奥様と楽しい旅行だったと言っていました。遠方から来てくれた友人二人は、初めてお会いする方たちともすぐに打ちとけて、みんなで笑いも共有し楽しいひと時を過ごされたようです。おふたりはそれぞれご自分の地域で、認知症カフェや認知症に関する活動をされています。皆さんからお話を引き出すのもとても上手です。常日頃おふたりの認知症も含めた知見と行動力を尊敬しています。おふたりのおかげで2025年は幸先良いスタートが切れました。そして、ここのストアマネージャーさんが数日後に転勤となるので、皆さんにご挨拶がありました。思えば5年間私たちのDemecafeを見守り続けていただき、いつも席に予約席の表示をしていただいたり、コロナ禍の時は黒板にライゼの会のことを書いて、店内に置いてくださいました。また、店内でオンラインカフェを開催した時もご協力していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。次のストアマネージャーさんにもしっかり繋いでいただきました。朝霞を去ってもどこかでお会いできると思っています。出会いがあれば別れもあります。でも、6年間続けてきたDemecafeの力は大きく、多くの方とつながりました。これからも初心を忘れず、「安心して認知症になれる街朝霞」に向けて一歩一歩確実に進んでいきます。参加された皆様今年もよろしくお願いいたします。
★12月Demecafe スターバックスコーヒー朝霞駅前店
12月5日(木曜日)10:00~12:00
参加者:本人2名・介護家族4名・OT(作業 作業療法士)1名
ライゼの会1名
今日はサプライズで川口から、知る人ぞ知るかも有名なM・Sさんが来られました。ご自分のプロフイールと認知症になって20年のことを話してくれました。初めてお会いする方ばかりで、皆さんはMさんの言動と今の生活を聞き、びっくりされていました。ライゼの会もMさんとの出会いから始まったのです
先月に続いて参加されたYさんは、今日もご自分の息抜き?に参加です。
先月、Yさんがこの場で語られて、皆さんと共有でき、心にゆとりが出来たようで、ご主人への対応も変えられたということです。そして、ご主人との生活に少しづつ変化があり、おふたりで散歩されたり、買い物に行ったりと和やかに過ごせてるようです。Yさんもご自分で抱えすぎていたことに気付き良かったです。今年の春過ぎまでライゼの会に参加していたHさんの奥様も来られました。Hさんがデイに行ってる日なので参加できたようです。Hさんと一緒に来ることはできませんかと聞いたら、やはり進行して、ここまで来るのはむづかしいようです。それでも、デイに行くようになって、奥様のご負担が軽くなったことがうれしいとおっしゃっていました。当初からおふたりのご事情はお聞きしてたので、Hさんに会えないのはさみしいですが、奥様から様子を聞けるだけでもうれしいです。そして、YさんとHさんの奥様はお互いのことを話し始め、共有できたのが良かったです。いつも来ていただいてる、Nさんもご自分で自己紹介をされ、お隣のご主人もニコニコです。いつも連れ添って歩くご主人のやさしさに、皆さんは時にうらやましく、時に元気をもらえます。
そして、スタバのスタッフの皆さんに、ライゼの会で作ったエコハットのアクセサリーをNさんから一足早いクリスマスプレゼントとしてお渡ししました。
以前からお誘いしてたOTのHさんも初めて参加してくれました。ふくよかな
Hさんは、やさしそうに皆さんのお話を聞いて、時にアドバイスもしてくれます。ほのぼのとした時間が流れていきました。今月は参加者が少ないけれど、
皆さんとゆっくり語れたと思います。次回2025年1月は第2木曜日の1月9日の開催です。お正月気分が抜けない日ですが、皆さんはどんなお正月を過ごされたか話し合ってみたいと考えています。
★11月Demecafe スターバックスコーヒー朝霞駅前店
11月7日(木曜日)10:00~12:00
参加者:本人2名・介護家族4名・民生委員1名・市職員1名・
福祉財団職員1名・包括職員1名・ライゼの会1名
初参加のご家族さんのお話から・・。典型的な昭和の夫という感じで、会社人間で家庭をご家族さん任せにし、企業戦士でもあった方が退職後に認知症と診断された。ご家族さんはこれから人生を楽しみたいという時に、認知症と言われてどうすればよいか悩まれているという。まだ症状的には足腰もしっかりしていて動けるのですが、言動の違和感があり進行が速いと言ってます。本人はそれでも亭主関白は以前のままで、ご家族さんは相談できるところもなく、悩んでいたようです。今日のDemecafeはそんな悩みを皆さんに話し、共有する場ですから思いのたけをお話しくださいと言ったら、次から次へと話し、少し気持ちが軽くなったようです。父親と二人暮らしのご家族さんは、最近のお父さんの言動が以前と違うことで悩まれていました。まだ、診断は出ていないようですが進んでる症状が心配で皆さんのお話を聞きたいとのことです。何時も来ている、Kさんから適切なアドバイスがあり、少し安心したようです。また、先のご家族さんとNさんが、同じデイサービスに通っている共通点も見つかり、話は弾みます。いつも参加の皆さんは近況を教えてくれました。先日、小旅行で転んであざが出来たこと。福島の野沢温泉近くの故郷に帰省したこと。裏磐梯で蒸気機関車に乗ったこと。主人が何時も乾いていない洗濯物を取り込むこと。ボーリングが楽しくて仕方ないこと。あまり根拠はないけど、磁器ネックレスを外したら快調なことなど。そして12月のイベント紹介や、オレンジカフェの紹介もしました。この日は、6月に開催した「オレンジ・ランプ上映会&若年性認知症講演会」を支援していただいた、キリン福祉財団のNさんも参加してくれました。ライゼの会の活動を体験してみたいということでした。参加者の皆さんの熱量に感心していただいたとともに、また、いつか再支援していただきたいということも申し上げました。朝は肌寒かったですが、スタバの店内は、皆さんのお話と笑いでとてもあったかかったです。認知症マフを編む会「まふまふクラブ」の紹介も皆さんへ。次回は12月5日の開催です。
★10月Demecafe スターバックスコーヒー朝霞駅前店
10月3日(木曜日)10:00~12:00
参加者:本人1名・介護家族2名・民生委員1名・市職員1名
ライゼの会2名
やっと過ごしやすくなりました。今月は少ない人数でしたが、お互いの話がよくわかり、過ごしやすい空間でした。初めてお会いする方もいたので、自己紹介と近況からお話しいただきました、Yさんの奥様の介護の話から始まりました。奥様の闘病は20数年前から始まっており、介護と仕事と子育てを現在まで続けてこられたお話です。今は、介護サービスを使いデイサービスを利用しながら、Yさんの負担も軽くなっています。勤務する会社も介護休暇があり、今回初めて使用中ということでした。お子さんも親から離れ、自立しています。Yさんはこれまで、全てをご自分で抱えて介護されていましたが、今は多くの方に支えられて過ごされています。また、介護疲れや自分の思いもなかなか人には言えず、悶々としていましたが、ライゼの会との出会いでカフェに来られるようになり、カフェで話すことにより心の負担は軽くなったと言ってます。3か月の介護休暇を取られたようですが、ご自分の時間も作って少しでも心を休ませてほしいと思います。他にはボーリングが上手なJさんが3度もガーターを続けたので、なぜなのかわからないというと。それでもボーリング仲間に会えるのは楽しいと言っていました。時代劇風に会話するKさんのお母さんのお話しには皆さん大笑い。リタイアした男性が市民活動に入れない理由。
近くのお墓を墓じまいして鎌倉に移転したこと。荒川沿いの秋ヶ瀬で気球イベントが開催されること。成年後見の話。介護家族の集いなどたくさんの話題が出ました。少人数ゆえの見える会話でとても楽しいひと時でした。次回11月は7日の開催です。
★9月Demecafe スターバックスコーヒー朝霞駅前店
9月5日(木曜日)10:00~12:00
参加者:本人1名・介護家族4名・地域包括職員1名・市職員1名
民生委員1名・地域の方4名・ライゼの会1名
まだまだ暑い日が続いています。この日はライゼの会で一緒に活動してたHさんの奥様、Kさんが久々に来てくれました。症状が進んでいますが、Hさんは
週3回のデイサービスに通うようになり、Kさんも少し時間の余裕が出てきたようです。認知症が進行するのをを止めることはできないので、ふたりきりで過ごすことから、Hさんがデイに行くことで楽しく過ごしてほしいことと、Kさんご自身は自分の時間も大切と思えるようになり、周りの方の支援を受けながら生活していきたいと、おっしゃっていました。そして80代の男性おふたりは、地域で皆さんと語り合いたいとDemecafeに参加してくれました。3か月前までお米屋さんを営んでいた方は、もう車の運転を止められたので、お米屋さんのお仕事を引退されたとのこと。ご家族の勧めだったようです。ご自身はまだ運転できるとおっしゃっていましたが、反面、高齢者の事故が多いので、自分も事故を起こしたら家族に迷惑がかかるといい、運転をやめたそうです。
運転以外のお仕事はないのですかと聞いたら、お米の配達が中心なので、やめざるを得ないということでした。余談ですが、今のコメ不足は2月ごろからお米屋さん仲間では予想してたといわれていました。原因も聞いたのですが、なるほどと思うようなことでした。また、もう一人の方はなんとS武百貨店で長年働いていた方でした。ライゼの会のメンバーも同じ系列グループの会社だったので、当時の話に花が咲きました。そして、池袋のS武T部の百貨店談議になり、皆さんはS武百貨店がななくなったことを嘆いていました。朝霞市から一番身近な都会といえばやはり池袋です。皆さんの思い出がいっぱい詰まってる百貨店でした。雑談でもう一つ面白い話がでました。朝霞市には広沢観音という観音様がおります。お米屋さんだった男性によると広沢観音は長女で、次女はお隣和光市の吹上観音、三女は浅草の観音様ということらしいです。観音三姉妹。地域の方が来られると私たちの知りえないお話がたくさんあります。次回も来てくれるという約束もしました。先日、デメカフェでご相談された女性の親子さんはその後も進展しないので、悩んでいました。お話の内容から、キーパーソンはお兄様なので、そのお兄様とじっくり話すのが先決とお伝えしました。ご家族内で介護の相違があるということは、なかなか難しいです。どちらも良かれと思っていているのに対立してしまう。やはり、時間をかけてでもご家族内での話し合いしか解決方法がないと思います。次回は良い方向に進んでいったと報告してほしいです。次回は10月3日です。
★8月Demecafe スターバックスコーヒー朝霞駅前店
8月1日(木曜日)10:00~12:00
参加者:ライゼの会2名・介護家族1名
前日の豪雨の影響と、明日の朝霞彩夏祭の影響があったと思われ、参加者は男性3名のみです。話題はやはり豪雨と祭りが中心でした。スマホの使い方や、家族のことなど男同士の話もいいもんです。3日土曜日に開催されるオンライン、認知症の方の資産凍結の話題も出ました。しっかり学ぼうと思いました。
次回は9月5日です。
★7月Demecafeは都合により中止となりました。
★6月Demecafe スターバックスコーヒー朝霞駅前店
6月6日(木曜日)10:00~12:00
参加者:本人2名・ご家族4名・民生委員5名
市民7名・ライゼの会1名
Demecafeを紹介されて市民がいらしたのだが、紹介する方もDemecafeの趣旨を理解されておらず、市民の方はそこに行けばコーヒーを飲みながら、おしゃべりする場と言われて来たので、認知症カフェということは理解できないようでした。でも、Demecafeに足を運んでいただいて、認知症について語り、参加者の皆さんと情報を共有する場ということを、いずれご理解いただけると信じています。そんなハプニングもありながら、始まった6月のスタバでDemecafeです。佐藤雅彦さんも久しぶりに川口から来てくれました。あらかじめメールで駅の乗り継ぎなどを知らせたので、すんなりと朝霞まで来られたようです。
佐藤さんは、自己紹介文をプリントしてきて皆さんにお配りしました。認知症と診断されて約20年ですとお話しすると、皆さんはビックリです。初めてお会いする方ばかりだったので、佐藤さんをはじめ数人の方たちが若年性認知症当事者発信の先駆者的存在で、いわば当事者発信のレジェンドでもありますと、皆さんに教えました。今は、若年性認知症の方たちが、多くの機会を得て発信していますがその道をつけた方の一人ですとも。久しぶりにお見えになったMさんとYさんは、ともにご主人がレビー小体型認知症と診断されたご家族さんです。Mさんのご主人はもう他界されていますが、当時のことをお話しくださいました。一番つらかったのはレビー小体型の特徴で幻視が見えるときのことでした。急に目つきが変わり形相も変わるときは、声もかけられず悲しかったと。特に暴力的にはならないけれど、私たちに見えないものが見えるという恐れは、本人もつらかったと思います。でも、あの時は否定もせず、黙って見守るしかなかったとおっしゃっていました。Yさんのご主人は在宅で過ごしていますが、Yさんの運転であちこち出かけるのが楽しいようです。3月にDemecafeにも来てくれました。大好きな骨董品の話と美術の話で盛り上がったことを、ご主人は今でも覚えていて、あの時は楽しかったと話されているようです。是非、また来ていただいてお話ししたいと思います。現在はやはり幻視の見える機会が多く、なかなか外に出る機会が少ないので心配されていました。デイサービスも勧めたのですが嫌がるので、行ってないようです。そして先月に続き参加してくれたTさんのお話です。奥様のSさんが東南アジアに赴任されてすぐ、強盗に合われたことが一番怖かったとのことです。幸い、メイドさんの機転で身体的な被害は何もなかったようです。また現地の方のやさしさがとてもうれしかったとも。帰国して数年たっているが、またいつか行ってみたいとも話されていました。Sさんはデイの回数も増やされて楽しんでいるようなので、Tさんもご自分の時間が出来て良かったと思います。Kさんのご主人は、内臓の病気で入院されて、先日退院されたのですが、あれから一歩も外に出ず心配ですと。6月22日にはスタッフ参加をお願いしてるので、1日も早く復活してほしいです。子育て中の方で今悩みが多く、体調を崩されている方も参加してくれましたが、皆さんとお話ししている間に、ご自分のことも少し話されて、ほんの少しですが心も軽くなったと思います。時々見当違いの方も方も来られますが、地域の方が集まってくれるのはとてもうれしいです。席に座れず4名の方は顔だけ見せて帰られました。参加人数は限定されるので、第4月曜日のデメカフェに参加をしていただければいいなと思います。Demecafeもそろそろ終わりという頃に、オレンジランプ上映会&若年性認知症講演会の参加者が満席となり、申し込みは終了となりました。多くの方にご興味を持っていただき、主催者として感謝申し上げます。次会は7月4日の開催です。
★5月Demecafe スターバックスコーヒー朝霞駅前店
5月2日(木曜日)10:00~12:00
参加者:本人2名・ご家族3名・家族会副代表・人権擁護委員2名
民生委員・地域包括職員2名・市民4名・ライゼの会2名
連休の谷間で参加者も少ないだろうと思ってたら、次から次へと参加者が来た。何よりうれしかったのは、初めて参加の本人さんとご家族さんが、皆さんの前でいっぱいお話ししてくれたこと。ODA活動で海外赴任が長かったご夫婦です。10数年の海外での生活をお話ししてくれました。ご家族さんが話してる間、思い出してるかのようにニコニコして聞いていました。苦労もあったけど楽しかったといい、赴任中にお酒を飲みすぎたことや、言葉の壁はあったけど、現地の皆さんに通じるものがあったので心配なかったと。しかし帰国後に、本人さんの認知症の症状に気付くのが遅かったといい、今はいろんな集まりに出かけて体験を話したり、他の方のお話を聞いて前向きに考えていると、にこやかに話してくれました。いろんな場所でいろんな方とつながることが楽しみですとも。このDemecafeともつながっていただきうれしいです。話せる場所、聞ける場所はとても大切で、これまで行政主導の場はありましたが、私たちのDemecafeのような場所は気兼ねなく自由な空間だと思います。4月から新たに始めたデメカフェにもお誘いしました。あちこちでいろんなお話が飛び交っていましたが、主なお話は若年性認知症と診断された奥様の、発症から亡くなられるまでの症状や、介護度、ご自身のことなどを年表にされて、見せてくれました。介護中のご家族にとっては状況が違えど参考になることばかりです。また、参加者の方で春の叙勲の対象者の方もおり、これまでの活動が評価されたものと思います。5月には人権擁護委員の皆さんの研修の講師に、若年性認知症の方を招いたこともうれしい報告です。昨年成立し、本年1月から施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」の基本理念の最初に書かれていること言葉が、「全ての認知症の人が、基本的人権を享有する個人として、自らの意思によって日常生活及び社会生活を営むことができるようにすること」とあります。認知症になってもその人はその人らしく地域社会で生活できるように、認知症になっても安心できる社会でなければならないということです。人権擁護委員の皆さんに取り上げていただけたことに感謝です。
また、私たちの仲間が6月に開催する「男性介護者の会」に3名の男性が参加してくれることになりました。地域でいろんな形のつながりが出来ていくことはとてもうれしいです。次回は6月6日です。
★4月Demecafe スターバックスコーヒー朝霞駅前店
4月4日(木曜日)10:00~12:00
参加者:本人・ご家族・家族会副代表・人権擁護委員・民生委員
専門職・地域活動市民・スタバストアマネージャー2名
3歳のお子さん・ライゼの会2名
皆さんの簡単な自己紹介から始まりました。
初めて参加の本人さんとご家族さんは、認知症のお母さんの話をしてくれました。90歳過ぎということもあり、物忘れは頻繁にあるようですが、お母さんは、日本昔ばなしの読み聞かせが大好きで、今でもご家族のことをいつまでも子どもと思って、読み聞かせをされてるようです。皆さんご存じの ♬ぼーう~や~~よいこだ♪ねんねしな~~♫ あの日本昔ばなしです。
そのお話がとても楽しく、参加された皆さんは大笑いでした。認知症のさまざまの症状はありますが、しっかりと理解されてお母さんとの生活を楽しんでいるようです。お母さんもデイサービスやショートステイを楽しんでいかれてるとのことです。そしてご一緒の本人さんに、いろんなところに出かけて、いろんな方と出会っていっぱい話してほしいと言っていました。母の認知症で学び、ポジティブに考えられてるご家族さんはとても素敵な方です。4月から始める地域の居場所デメカフェにも参加してくれるようです。是非お母さんも参加して、私たちに日本昔ばなしを読んでほしいとお願いしました。今日はお店のストアマネージャーさんもお仕事の合間に参加していただきました。少し遅れて娘さんを連れて前のストアマネージャーさんも参加してくれました。なんでもスタバで行われている認知症カフェの発表を、会社内でするということでした。この方は、私たちがスタバで認知症カフェをやりたいと、お願いした時のストアマネージャーさんです。ライゼの会のメンバーと一緒に、カフェの名前を考えてくれたり、先進的な町田のⅮカフェを見学に行ったり、私たちの大きな力となってくれた方です。そしてできたカフェの名は「Demecafe」です。
可愛い娘さんと一緒に参加してくれました。お二人のストアマネージャーさんに支えられて今のDemecafeがあります。言葉では言い表せないくらいの感謝の
気持ちでいっぱいです。そして話題は4月から変わった介護保険の事業者さんたちのこと。なぜか帯状疱疹のこと。お馬さんの話題。亡くなったご家族の介護のこと。6月に開催する「オレンジランプ&若年性認知症講演会」などなど盛りだくさんで、参加された素敵な皆さんと、笑いの絶えない時間が過ぎていきました。花曇りの少し肌寒い日でしたが、カフェは晴れやかです。次回は5月ゴールデンウイーク前の5月2日の開催です。